USEN―NEXTグループのアルメックス(東京都港区)とand factory(東京都目黒区)はこのほど、簡易宿所向けの宿泊管理システム「innto(イントゥ)」を開発し、3月から提供を始める、と発表した。
提供先はホステル、カプセルホテル、ゲストハウス、独立系ビジネスホテルを想定。導入費用は、30室(30ベッド)以内の施設は一律、月5980円。31室以上は従量課金となり、1室(1ベッド)あたり月199円。初期導入費用の発生はない。通常サポートに加え、オプションで24時間、365日対応も受け付ける。
製品特徴は、直感的で使いやすい画面設定。また、特別な教育やトレーニングをしなくてもすぐに使える。併せて、クラウド型のため、インターネット環境さえあればどこからでもアクセスできる。
主な機能は、「予約管理」「スケジュール」「インジケータ」「ゲスト管理」「帳票・レポート」など。複雑なプラン、料金設定・管理が簡単にできる特徴もある。
今後は、利用ユーザーの声を反映し、定期的なアップデートを行う。また、自動精算機などさまざまな機器、IoTデバイスとの連携も予定している。
アルメックスは、日本全国に20拠点の支店を構え、宿泊施設に最適なソリューションを提供する提案、販売力などを強みとしている。一方のand factoryは、これまで50以上のアプリを開発するほか、自社で「&AND HOSTEL」を企画、運営していく中で培った宿泊施設運営の業務ノウハウも保有している。
この件についての問い合わせ先は、アルメックスE―stay projectTEL03(6820)1440。